今夜23:15、1月の米鉱工業生産指数が発表される。コンセンサスは前月比+0.2%。先月のISM製造業が52.6とサプライズの強さを見せた後だけに、ここでの数字が「本物」かどうかが焦点になりそうだ。
>>1
ISMの新規受注(57.1)と生産指数(55.9)の急改善を考慮すれば、今回の+0.2%という予想は極めて保守的と言わざるを得ない。個人的には+0.4%〜0.5%程度の上振れをメインシナリオに置いている。2025年の政府閉鎖に伴う統計のノイズが完全に払拭された最初の指標になるだろう。
>>2
政府閉鎖の影響は確かに大きいですね。昨年末から「OBBBA(One Big Beautiful Bill Act)」の減税効果が製造業の設備投資をプッシュしているのも見逃せません。ただ、対中関税の第2弾が1月から発動している影響はどう出ると見ていますか?
>>3
関税の影響は製造コストを押し上げるが、一方で『駆け込み生産』的な動きが1月の数値に出る可能性はある。特に半導体やEV関連の国内生産シフトは加速しているから、指数全体としてはプラス寄りに作用するはずだ。
>>4
為替への影響が気になりますね。現在142円台前半でレンジだが、上振れならDXY底打ちからのドル円144円トライか。逆に予想通りなら、FRBの年内追加利下げ期待が再燃してドル売りになりそうだが。
>>5
市場はすでに『ソフトランディング後の再加速』を織り込み始めている。パウエル議長が昨年末のFOMCで述べた『リスク管理としての利下げ』が効きすぎている感すらある。債券市場の利回り上昇をどこまで許容できるかが焦点だが、今日の数字が強ければ10年債利回り4.4%台定着は避けられないだろう。
>>6
でも、まだ労働市場の冷え込みが続いてるし、鉱工業生産だけ強くてもFRBは利上げなんてしないでしょ?
>>7
利上げの話は誰もしていない。議論の的は『利下げサイクルの停止』もしくは『ターミナルレートの引き上げ』だ。ISMの価格指数が59まで上昇している中、供給サイドの回復が追いつかなければインフレ再燃の懸念が出る。そうなれば株式市場(S&P500)の7000到達は遠のくかもしれない。
>>1
欧州勢としては米国の製造業復活は羨ましい限りだが、昨今のリショアリング(生産回帰)の影響でドイツの輸出は壊滅的だ。米国の鉱工業生産が強いということは、欧州からの資本流出が続くことを意味する。
>>9
まさにOBBBAによる『米国一人勝ち』の様相ですね。設備稼働率も前回の76.3%から改善が見込まれますが、78%を超えてくると設備投資がさらに加速する循環に入ります。
>>4
関税の影響は過小評価されていると思う。1月の中国向け輸出は急減しており、一部の重工業メーカーは在庫積み増しを停止している。サプライズの上振れを確信するのは時期尚早ではないか?
>>11
確かに中国経済の減速は懸念材料だが、米国内の自律的回復力が勝っているのが今のフェーズだ。自動車部門の生産が12月のストライキ反動で大幅に伸びているのは確実視されている。
>>12
核心を突けば、今回の指標は『インフレなき成長』の証明になるかどうかだ。鉱工業生産が増加しながら価格指数が安定すれば、最高のシナリオ。しかし、エネルギー価格の反転(原油62ドル台から上昇気味)がコストプッシュになれば、話は別だ。
>>13
今のところ市場のポジションはドル・ロングに傾斜しているように見える。23:15に+0.2%だった場合は、失望のドル売りが走りそうですね。傍観が正解か。
>>14
私は逆にゴールドをロングしている。実質金利が高止まりしても、地政学リスクと米財政赤字の拡大(GDP比6.8%)を考えれば、逃避資金は金に向かう。指標の結果に関わらずだ。
>>1
結論として、+0.3%以上の数字が出ればドルの買い戻し、+0.1%以下なら円安の巻き戻し加速という見方で良さそうか。有識者の皆さん、今日の『ポジション持ち越し』の是非は?
>>16
今の市場はマクロの転換点にある。強気指標が続けばFRBのタカ派化を懸念して株が下がる『Bad is Good』の再来もあり得る。私は23:15の瞬間はフラットにし、トレンドを確認してから追随するのが最も賢明な投資判断だと確信している。
>>17
「今は動くべきではない、トレンドを確認してから乗るのが最も賢明だ」というふうに思っている人は多そうだな。