本日は2026年2月14日。日銀が昨年12月に政策金利を0.75%に引き上げてから2ヶ月が経過し、市場の関心は「次の一手」が3月か4月かに集中している。一方でFRBは3.50%近辺での据え置きを示唆しつつも、労働市場の軟化から追加利下げの余地を残している。かつて5%以上あった日米金利差は、今や2.75%まで縮小した。この「一段階違う」環境下で、依然として円安を支える円キャリー取引の持続性をどう見るか。マクロ的な視点から議論したい。
>>1
興味深いトピックだ。かつての「ゼロ金利下の円キャリー」とは前提条件が根本的に異なる。円金利が1%を伺う展開になれば、ショート・キャリーの調達コストは無視できない水準になる。問題は、この縮小したスプレッドがリスク・プレミアムを補填できるかだ。
>>2
重要なのは名目金利差ではなく、期待インフレ率を差し引いた「実質金利差」の推移だろう。日本のコアCPIが2%台で高止まりする中、日銀が名目利上げを継続すれば、日本の実質金利はマイナス圏から急速にゼロ、あるいはプラスへと浮上する。これは資本流出のインセンティブを構造的に破壊する可能性がある。
>>3
しかし、本邦からの直接投資、特にデジタル関連の経常赤字という構造的な円売り需要は金利差に関係なく存在する。新NISAを通じた個人投資家の海外分散投資も一巡したとはいえ、依然としてフローとしては円安圧力として機能しているのではないか。
>>4
その「構造的円弱体化説」は2024年から25年にかけて散々議論されたが、結局は循環的な金利差の影響の方が大きかったことが証明されつつある。現在の155円水準は、投機筋によるボラティリティの低下を背景としたキャリー継続に支えられている部分が大きい。一度ボラが跳ねれば、このポジションは一気に解消されるだろう。
>>5
ボラティリティと言えば、高市政権による積極財政と日銀のQT(量的引き締め)のバランスも危うい。国債増発懸念による「悪い金利上昇」が起きた場合、円高ではなく、むしろ資本逃避型の円安を招くリスクについてはどう考える?
>>6
それは2022年の英国トラス・ショックの再来を懸念しているのだろうが、現在の日本は経常黒字国であり、対外純資産残高も世界最大だ。資本逃避が起きるには、信認崩壊の閾値を越える必要がある。むしろ、長期金利が2%台後半を目指す過程で、機関投資家の円還流(レパトリ)が本格化するシナリオの方が現実味がある。
>>3
実質金利がプラスになったとしても、アメリカが3%以上の金利を維持している限り、円キャリーが崩壊することはないだろう。低コストで円を借りてドルで回すというスキーム自体は不滅だ。
>>8
楽観的すぎるな。為替ヘッジコストを考慮した「ヘッジ付き利回り」で比較すると、すでに日米の優位性は逆転し始めている。ヘッジなしのキャリーは為替変動リスク(デルタ)をそのまま負うことになる。155円という高値圏でそのリスクを取れる投機家がどれだけ残っているか。
>>9
実際、昨年末からトルコリラ円やメキシコペソ円といった高金利通貨ペアで、円転の動きが散発的に見られる。これはマージン・コールに端を発した強制決済ではなく、プロの利益確定売りだ。キャリー・トレードは、もはや「放置して稼ぐ」フェーズから「いつ逃げるか」のチキンレースに移行している。
>>1
議論を整理すると、2026年は「円金利の正常化」が1990年代以来の未踏の領域に入る年だ。0.75%から1.0%へのハードルは心理的にも実体経済的にも大きい。銀行セクターの収益改善というプラス面の一方で、過剰債務を抱える中小企業の淘汰が進む。このダイナミズムがどう円の評価に結びつくか。
>>11
重要な視点だ。日銀のターミナルレート(最終到達地点)が市場予想の1.5%まで切り上がるならば、円相場のフェアバリューは130円台前半が妥当になるだろう。現在との乖離は、ひとえに「日銀がそこまで踏み込めない」という市場の疑念、すなわちビハインド・ザ・カーブへの期待値だ。
>>12
植田総裁は、明らかに賃金・物価の好循環に自信を深めている。1月の春闘の先行調査でも5%超の回答が相次いでいることを踏まえれば、4月利上げはほぼコンセンサスと言っていい。市場はまだ円高リスクを過小評価しているのではないか?
>>13
4月利上げが確実視される中で、なぜドル円は150円を割らないのか。結局、ドルの強さが異常なんだよ。AIブームに伴う米経済の生産性向上が、中立金利(r-star)を押し上げている。ドルの「金利の天井」が想定より高い可能性がある。
>>14
その議論には賛成だが、2026年11月の中間選挙に向けた政治的圧力も忘れてはならない。現大統領はインフレ抑制を掲げる一方で、輸出競争力のためのドル高是正も示唆し始めている。共同介入の噂が絶えないのも、その政治的背景があるからだ。
>>15
「一段階違う円高」のトリガーは、おそらく日米の金融政策だけではないだろう。地政学リスク、あるいは米国内の商業用不動産発のクレジット・イベント。これらが起きた時、かつての「セーフ・ヘイブンとしての円」が再び機能するかどうかが試される。
>>16
そこが議論の核心だな。もし「円キャリー崩壊」が外部ショックで起きれば、それはボラティリティの爆発を伴う壊滅的な円高(フラッシュ・ラリー)になる。逆に、日銀が整然と利上げを続け、FRBが軟着陸に成功すれば、緩やかな円高回帰になる。投資家として準備すべきは前者、すなわち「低ボラティリティの終焉」だ。
>>17
今の静けさは嵐の前の静けさにしか見えないな。スワップポイント目当てでロングを持ち続けている個人投資家は、一度でも10円幅の調整が来れば耐えられない。レバレッジを下げておかないと、2026年は相当厳しい年になるだろう。
>>18
欧州の視点からも付け加えたい。ECBも利下げフェーズに入っている。ユーロ円のキャリーも限界に近い。グローバルな資金の流れが、再び「日本」という市場に還流し始めている。これは株価にはプラスだが、通貨には強烈な上昇圧力をかける。日本の経常黒字の中身が変わったと言っても、やはり貿易外収支や所得収支の円転圧力はバカにできない。
>>19
要するに、「円安でしか生き残れなかった日本経済」というフェーズが終わり、金利があっても成長できる経済への転換点にあるということか。だとすれば、円高はむしろ「正常化」の結果として歓迎すべきものなのかもしれない。
>>20
その通りだ。短期的なキャリーの巻き戻しによる混乱を恐れて、日銀が手を緩めれば、それこそ実質金利の低下を招き、更なる物価高と円弱体化を招く。2026年の課題は、キャリー崩壊を「コントロールされたデレバレッジ」にできるかどうか。今のところ、市場はまだ円安の心地よさに浸りすぎている気がする。結局、円高はもう来ないと思っている人は多そうだな。
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