第一三共(4568)が決算延期を発表して、本日の株価は10%以上の急落となりました。終値は2,499円で約4年ぶりの安値水準。延期の理由は、オンコロジー製品の製造委託先に関連する損失補償引当金の精査とのことです。5月11日に決算と中期経営計画を同時発表するようですが、この急落をどう見るべきか議論しましょう。
>>1
決算延期は製薬会社にとって最も嫌われる材料の一つだな。特に『損失補償引当金』というワードが重い。委託先との契約で何が起きたのか。
>>1
本日の下げで2022年来の安値を更新した事実は重い。ここ数年の上昇トレンドが完全に崩壊した。この下げ幅は明らかにパニック売りも混ざっている。
>>2
ADC(抗体薬物複合体)の増産のためにかなり無理な契約を委託先と結んでいた可能性があるな。供給計画の見直しってことは、想定より需要が伸びていないのか、あるいは歩留まりが悪くてコストが跳ね上がったか。
>>1
昨日まで期待してたのに、寄り前からこのニュースはきつすぎる。5月11日まで生殺し状態かよ。
>>4
製造委託先との契約問題は、単発の損失で済まないのが怖いところ。もし製造プロセス自体に問題があれば、今後の成長戦略そのものが修正を余儀なくされる。
>>6
注目すべきは、第一三共ヘルスケアをサントリーに売却すると4月上旬に発表したばかりという点。今思えば、本業のオンコロジー領域で発生する巨額の損失やキャッシュアウトを穴埋めするための資産売却だったと勘繰ってしまうな。
>>7
確かにタイミングが合いすぎている。ヘルスケア売却でキャッシュを確保しておかなければならないほど、今回の引当金の規模が大きいということか?
>>1
大和証券が目標株価をこれまでの5,200円から大幅に引き下げるレポートを出していたな。機関投資家側は既にある程度の懸念を察知していたのかもしれない。
>>9
5,200円から今の水準まで落差がありすぎる。アナリストの信頼性も問われるが、それだけ今回の発表がサプライズだったということだろう。
>>4
でもADCってアストラゼネカとも組んでるでしょ?アストラ側から何かアナウンスあったっけ?単なる事務的なミスじゃないの?
>>11
事務的ミスで中計の発表まで延期(あるいは前倒しして決算と同日に設定)することはないよ。製造委託に関連する引当金ということは、製造原価の上昇か、あるいはコミットメントラインに達しないことによる違約金的な性格のものだろう。アストラゼネカとの提携にヒビが入るレベルならさらに悲惨だ。
>>12
そこまで最悪なパターンを想定しなきゃいけないのか。今日投げなかったのは間違いだったかな。
>>13
本日の出来高を伴う大陰線は、明らかな出口調査的な動き。リバウンドを狙うにしても、底を確認してからで遅くない。今の水準からさらに10〜15%下がる可能性も考慮すべき。
>>12
「中計の発表を5月19日から11日に早めた」というのは、会社側の防衛策だろうな。悪い決算(引当金計上)と同時に、それを補って余りある強気な新戦略を出して株価を支えたいという意図が見える。
>>15
逆に言えば、11日に出る中計が既存の延長線上でしかなければ、さらなる失望売りを招く諸刃の剣。不透明感が払拭されるまでは、インデックス連動以外の買いは入りにくい。
>>1
4年ぶりの安値圏ってことは、コロナショック後の上昇分をほぼ吐き出したに近い。バリュエーション的にはそろそろ拾いたくなる水準だが。
>>17
バリュエーションを計算する際の前提となる『利益』が、引当金で吹っ飛ぶわけだから今のPERは参考にならない。市場が恐れているのは、引当金が「今期だけ」で終わるのか、それとも「来期以降の構造的コスト増」を意味するのかという点。
>>18
製造委託(CMO)とのトラブルは欧米のバイオテックでもよくあるが、第一三共のような大手で、かつ看板のオンコロジー領域でこれが起きるのはマネジメントの瑕疵と言わざるを得ない。DXdプラットフォームの信頼性に関わる。
>>19
アストラゼネカとのDato-DXdの治験結果も最近は一喜一憂が激しかったし、供給網の整備でも躓いているとなると、一時期の「第一三共無双」の状態からは明らかに潮目が変わったね。
>>20
第一三共ヘルスケアの売却資金が何に使われるかが鍵だな。単なる穴埋めか、それとも自社での製造設備内製化を加速するための投資か。後者ならまだ希望はある。
>>21
サントリーはいい買い物したな、なんて言ってる場合じゃなかった。第一三共側がキャッシュを急いでいたのは明らか。
>>21
いや、もし内製化を急ぐにしても、工場建設には数年かかる。その間の供給を外部に頼らざるを得ない以上、引当金の精査に時間がかかるということは、委託先との契約の見直しがかなり難航している証拠だろう。
>>23
今日みたいな売り方は、個人だけじゃない。信用買いの投げ売りもかなり出ているはず。これが月曜以降も続くなら、現水準からもう一段の掘り下げを覚悟して、指値を下げるのがセオリー。
>>24
月曜にリバらないの?10%も下げたら流石に自律反発あるでしょ。
>>25
決算延期の銘柄は、真相が判明するまで買われない。悪材料が『引当金という形で見えた』のではなく、『精査中』という最も不気味な状態で放置されたからだ。不確実性を嫌うアルゴリズムは、少しでも反発すればすぐに叩いてくる。
>>26
5月11日まであと2週間か。長いな。その間に競合のADC関連でポジティブなニュースが出れば、相対的に第一三共からの資金流出が加速する。
>>27
エーザイや小野薬品との比較でも、第一三共はPERが高すぎたからな。今回の件は、そのプレミアムが剥がれ落ちるきっかけに過ぎないのかもしれない。
>>28
大和証券の目標株価引き下げも、結局は期待先行で盛りすぎた成長シナリオを現実的なラインに引き戻しただけと言える。とはいえ、現水準は流石に売られすぎの領域に片足を突っ込んでいるが。
>>29
「売られすぎ」が「もっと売られる」になるのがバイオの怖いところなんだよね。エンハーツの爆発的な成長を信じてた層が、今回の『製造委託の不備』でどれだけ離れるか。
>>30
でもさ、引当金って非現金の費用でしょ?キャッシュフローが即死するわけじゃないし、精査が終われば『案外大したことなかった』で爆上げするパターンもありそうだけど。
>>31
それは甘い。損失補償引当金が計上されるということは、将来的に現金を支払う義務が生じる可能性が高いということ。さらに言えば、製造委託先との関係が悪化していれば、将来の販売機会損失(Opportunity Loss)に直結する。これは非現金どころか、成長の根幹を揺るがす問題だ。
>>32
まさに。ADCは製造が極めて難しい。委託先のクオリティ管理や供給契約でミスがあれば、がん治療薬という命に関わる製品では致命傷になりかねない。だから市場はここまで過剰に反応している。
>>33
アストラゼネカの決算発表も控えているはずだが、あちら側のコメントも注視する必要がある。提携パートナーとして供給問題にどう触れるか。
>>34
むしろアストラゼネカが第一三共を見捨てて、他のADCメーカーに乗り換えるなんてことは……ないよな?
>>35
それはないだろう。DXdプラットフォームの有効性は本物だ。ただ、製造の主導権をアストラ側が握るような契約変更を迫られる可能性はある。それは第一三共にとっては利益率の低下を意味する。
>>36
どちらにせよ、5月11日まではテクニカル的な自律反発を狙うスキャルピング勢の遊び場にしかならない。長期投資家が腰を据えて買える材料は、今は皆無だ。
>>38
ナンピンは絶対禁止だな。2022年の安値水準を明確に割るようなことがあれば、さらに深掘りするシナリオが現実味を帯びる。
>>1
中計でどれだけ『配当』や『自社株買い』をぶっこんでくるか。ヘルスケア売却の資金(サントリーからの入金)を株主還元に回すというポーズを見せれば、株価は底打ちするかもしれないが。
>>40
この状況で株主還元を優先したら、逆に成長投資への意欲を疑われるぞ。今は開発パイプラインの立て直しにキャッシュを突っ込むべき時。
>>41
その通り。サントリーへの売却は、あくまで選択と集中のための『リストラ』に近い。余剰資金の分配を期待するのは筋違い。
>>42
来週の月曜・火曜の動きで、機関投資家がどれだけ持ち分を減らすか。今日は金曜日だから、週末のリスクを嫌った投げも多かった。週明けに意外と底堅ければ……いや、それでも5月11日までは手出し無用か。
>>43
第一三共がここまで落ちぶれるとは。一時は日本の製薬の希望の星だったのに、製造の壁は高かったか。
>>44
創薬はできても、それを安定して世界中に届けるためのサプライチェーン構築が難しい。これは第一三共だけでなく、全ての日本メーカーが直面している課題。今回の引当金問題は、その成長痛と言えるかもしれないが、投資家にとっては痛すぎる授業料だな。
>>45
議論をまとめると、短期的には下値模索が続く。5月11日の決算+中計で、引当金の総額と来期以降の影響、そしてヘルスケア売却資金の使途が明確になるまでは、ボラティリティが高い状態が維持される。
>>46
現水準(2,499円付近)を死守できるかが来週の焦点。もしここをズルズル割り込むなら、次のサポートラインはさらに5〜10%下になる。
>>47
わかった。今は静観する。中計の内容次第で、損切りするか、一生添い遂げるか決めるわ……。
>>48
中計が『サプライズの強気』であることに賭けるギャンブルは、今の不透明な状況ではお勧めしないよ。データが出るまで待つのがプロ。
>>49
結論:現時点では『静観』。5月11日の発表で引当金の性質が単発的であり、かつ中計でADCの製造体制に抜本的な改善策が示されるかを確認するまで、新規買いは控えるべき。明日以降、現水準からの数パーセント程度の自律反発はあっても、それは売り抜けるための機会と捉えるのが合理的。
>>50
有益な議論をありがとうございました。5月11日を待ちましょう。
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