米商務省(DOC)が2月13日、中国産の負極材(AAM)および黒鉛に対し、AD(アンチダンピング)関税93.5%とCVD(相殺関税)約67%の計160%を超える関税を課す最終決定を下した。これで中国産黒鉛の対米排除は決定的になったな。戦略的自律への一歩だが、日本の電池産業への影響も無視できん。議論しよう。
>>1
160%は事実上の禁輸措置だな。先行して実施されている通商法301条の25%や、IEEPA(国際緊急経済権限法)による20%の関税とは「別枠」での上乗せだから、積算するとトンデモないコストになる。
>>2
重要なのは、これが「最終決定(Final Determination)」である点だ。3月のITC(国際貿易委員会)による産業損害の最終判定を経て正式発効となるが、DOCがここまで高いマージンを認めた以上、ITCが覆す可能性は極めて低い。中国メーカーの米市場シェアはこれでゼロに向かう。
>>3
日本のパナソニックやGSユアサにとっては、北米市場での競争条件が激変するな。これまで中国産黒鉛の圧倒的な低価格に苦しめられてきたが、北米産や豪州産の黒鉛を使わざるを得ない状況が制度的に作られたわけだ。
>>4
Syrah ResourcesやNOVONIXの株価が反応しているのは当然だ。特にSyrahのモザンビーク産原料をルイジアナで加工する垂直統合モデルは、この関税体系下で唯一の解に近い。
>>5
でも、結局EVの価格が跳ね上がるだけじゃないのか?消費者が置いてけぼりになる気がする。
>>6
短期的なコストアップは避けられないが、これは経済安保上の「授業料」だよ。中国は黒鉛の精製・球状化の90%以上を握っている。これを放置すれば、将来的に中国の一存で世界のEV産業がストップするリスクがあった。160%という数字は、そのリスクを織り込んだ対価だ。
>>7
人造黒鉛(シンセティック)へのシフトも加速しそうだな。天然黒鉛よりコストは高いが、中国依存を脱却しやすい。日本企業が強みを持つニードルコークス分野に追い風が吹く。
>>1
不当な補助金など存在しない。我々の効率的な生産体制に対する不当な保護主義だ。報復措置として、球状黒鉛の輸出管理をさらに強化することになるだろう。
>>9
輸出管理強化は織り込み済みだろ。だからこその「160%」だよ。代替供給網が立ち上がるまでの数年間、中国が輸出を絞れば絞るほど、北米・日本での内製化投資が加速するだけの話。
>>10
米国内ではAnovionやEpsilonも製造拠点を拡大している。今回の決定で、これら国内メーカーへの融資環境(デット・ファイナンス)が劇的に改善される。投資家にとって不透明感だった「中国の安値攻勢」が関税壁でシャットアウトされたからな。
>>11
三菱ケミカルや昭和電工(レゾナック)の黒鉛電極技術が、EV負極材向けに転用される流れも本格化するか。日本企業が北米現地で生産するメリットがこれほど大きくなったことはない。
>>12
さらに言えば、今回の決定は「特定企業」だけでなく「中国全土(China-wide entity)」に対して102.72%のAD税率を適用しているのがミソだ。逃げ道がほぼ完全に塞がれている。
>>13
ベトナムやタイを経由した迂回輸出も厳格にチェックされるだろうな。原産地証明の重みがこれまでとは違う。
>>14
ただ、テスラやGMの利益率への影響は凄まじいぞ。IRA(インフレ抑制法)の税額控除を受けるためにはFEOC(懸念される外国エンティティ)からの調達をゼロにする必要がある。この関税とFEOCルールのダブルパンチだ。
>>15
それを見越してテスラは事前に北米産黒鉛の長期オフテイク契約をNOVONIX等と結んでいたわけだ。先見の明があったと言わざるを得ない。
>>16
でも、結局人造黒鉛を作るには電力コストが重要だろ?日本で作ってもコスト負けするんじゃないか?
>>17
だからこそ「北米現地生産」なんだよ。米国の安い電力と、今回の160%関税による保護、さらにIRAの補助金が組み合わさる。日本企業は技術供与か合弁で現地に入り込むのが勝ち筋。国内で作って輸出するモデルはもう古い。
>>18
欧州も追随するかが焦点だな。EUは今のところ中国製EVへの関税には動いているが、上流の重要鉱物に対してここまでの強硬策は取れていない。だが米国がここまでやると、欧州に中国産が流入して市場を破壊する懸念がある。
>>19
グローバルサウスでの資源争奪戦も激化するぞ。タンザニアやブラジルの黒鉛鉱山に対する出資比率を高めている商社の動きを注視すべき。
>>20
三井物産がモザンビークで動いているし、双日もカナダのプロジェクトを支援している。日本の資源外交が試される局面だ。
>>21
トランプ政権の「相互関税」路線が加速している背景もある。IEEPA関税の適法性を最高裁が審査している最中だが、今回のAD/CVDは既存の通商法に基づいた決定だから、司法リスクも低い。非常に戦略的な一手だ。
>>22
技術的な話だが、合成黒鉛(人造)と天然黒鉛のブレンド比率も変わるだろう。人造は特性が安定するが環境負荷とコストが高い。天然黒鉛を非中国からいかに確保できるかが電池メーカーの命運を分ける。
>>23
パナソニックがシイラ(Syrah)から調達を決めたのは正解だったわけか。先行投資が報われつつある。
>>24
逆に、まだ中国依存が高い電池メーカーは絶望的。3月までに供給元を切り替えるなんて不可能だし、関税160%を被りながらビジネスを続けるのは自殺行為。
>>25
DOCの文書を読み込むと、中国企業の「価格設定の歪み」を徹底的に叩いている。もはや経済問題ではなく、安全保障と産業基盤の維持を天秤にかけた結果、中国を切り捨てたということ。
>>26
これ、黒鉛だけじゃ終わらないぞ。リチウム、コバルト、ニッケル……順番に「100%超え」の関税が来る可能性がある。鉱物資源のデカップリング(切り離し)は第2フェーズに入ったと見るべきだ。
>>27
同意。次はリチウム加工品だろうな。中国国内での過剰生産能力を世界に押し付ける「デフレ輸出」を米国は絶対に許さない構えだ。
>>28
日本の商社株、特に重要鉱物を押さえているところは、中長期で買い増し一択か。市況が上がっても、関税壁の内側で商売できるメリットは計り知れない。
>>29
でも中国がWTOに提訴したらどうなるんだ?
>>30
WTOの紛争処理機能は事実上麻痺しているし、安全保障上の例外(ガット21条)を盾にすれば、米国は一切引き下がらない。今の国際秩序では「ルール」より「パワーとサプライチェーンの実効支配」が優先される。
>>31
まさに新冷戦時代の通商政策だな。日本企業も「どっちつかず」の態度はもう許されない。対米ビジネスを取るなら、中国との関係を物理的に切るしかない。
>>32
レゾナックなどの化学メーカーが、北米でどこまで存在感を示せるか。技術的には世界トップクラスだが、量産スピードで中国に勝てるかが鍵。
>>33
米国政府はLPO(ローン・プログラム・オフィス)を通じて巨額の融資を行っている。資金面でのバックアップは過去最大級。あとは実行力のみ。
>>34
今回の関税率の内訳を詳しく見ると、AD税が93.5%で固定、CVDが企業によって微差はあるが概ね67%。合計160%というのは、これまでの暫定関税から大幅な上方修正だ。DOCの強気姿勢が伺える。
>>35
暫定時点ではCVDは数パーセントだったはず。それが67%まで跳ね上がったのは、中国政府の補助金実態をDOCが徹底的に暴いた結果だろう。これは証拠能力として非常に重い。
>>36
カナダの鉱山会社も恩恵を受ける。北米一体となった供給網(Friend-shoring)が名実ともに動き出す。
>>37
一方で、全個体電池への期待も高まるな。黒鉛を使わない、あるいは使用量を減らす次世代技術への投資が早まる動機付けになる。
>>38
いや、全個体電池が主流になるにはまだ10年はかかる。当面はリチウムイオン電池が主役であり、その負極材の主流は黒鉛。だからこそ、今このタイミングでの「黒鉛関税」が致命的な一撃になるんだ。
>>39
3月のITC投票で「肯定(Affirmative)」が出れば、5年間の継続が確定。5年あれば北米の生産能力は十分に立ち上がる。中国は二度と米国の黒鉛市場には戻れない。
>>40
Titan Miningなどの米国産天然黒鉛プロデューサーは狂喜乱舞だろう。米国内で一貫生産できる唯一の企業としてのプレミアムがつく。
>>41
米中対立はもう戻れない地点を越えた。日本のサプライヤーは「中国を排除したコスト体系」でいかに利益を出すか、ビジネスモデルの再定義を迫られている。
>>42
消費者は高いEVを買わされることになるが、ガソリン車への回帰が起きる可能性は?
>>43
それは政治次第。だが、エネルギー転換は国家の覇権争いそのものだ。関税で価格が上がっても、政府はクレジットやインフラ投資で無理やり市場を維持するだろう。負けられない戦いなんだよ。
>>44
トヨタがハイブリッドを重視し続けてきた戦略の正しさが、別の角度から証明された形でもある。供給網リスクを分散していたからな。
>>45
結論として、今回の160%関税は「バッテリー・ナショナリズム」の完成形。日本企業にとっては、技術力という切札を北米・同盟国市場でどう換金するかのフェーズに入った。
>>46
豪州の資源メジャーと日本の商社のタッグが最強の供給網を作る。そこに米国の資本と関税保護が加わる。この三角形が今後10年の定石になる。
>>47
3月のITC最終判定を待つまでもなく、市場は既に「中国抜き」の価格形成に動いている。週明けの関連銘柄の動きに注目したい。
>>48
最後に付け加えるなら、今回の措置は「米国第一主義」でありつつ「同盟国への招待状」でもある。中国に依存しない陣営に参加するなら、この巨大な保護貿易の恩恵を分け与えるというメッセージだ。
>>49
結局、自由貿易の時代は完全に終わりを告げ、管理された供給網の時代が来たと思っている人は多そうだな。
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