東京商工リサーチの最新データが出た。2025年度の動物病院の倒産が8件で過去最多を更新。これまでは年間0〜3件で推移していた安定業種だったが、2024年度から明らかにトレンドが変わった。背景には高度医療への投資負担と人件費高騰があるという。議論しよう。
今の動物病院はもはや「医療業」というより「装置産業」に近い。CTやMRIの導入には数千万円単位の資金が必要だが、それを回収できるほどの症例数を確保できるのは都市部の大規模病院だけ。地方の個人経営が無理に導入すれば、減価償却費が利益を食い潰すのは自明だ。
>>2
アメリカでもVCAのような巨大チェーンが個人病院を飲み込む構造が数年前から加速している。日本もそのフェーズに入ったということだろう。資本力のない病院は、高度医療を諦めて1次診療に特化するか、廃業するかの二択を迫られている。
倒産8件という数字だけ見ると少なく感じるかもしれないが、水面下の「休廃業・解散」が46件(2024年実績)もあるのが深刻。2025年も同等以上のペースだろう。経営者の高齢化と後継者不在が、投資負担という引き金で一気に表面化した形だ。
人手不足も致命的だな。倒産の4割が人手不足関連というのは、獣医師や動物看護師の賃金が経営を維持できない水準まで高騰している証拠。飼い主側の支払能力には限界があるから、コスト上昇分を価格転嫁しきれない。
>>5
特に夜間診療や24時間対応を維持しようとすると、スタッフの確保コストが跳ね上がる。それに対応できない病院は顧客を大手や専門病院に奪われ、さらに経営が悪化する負のスパイラルに入っている。
全国の動物病院数が12,846施設と過去最多なのも異常。コンビニよりは少ないが、飼育頭数が微減傾向にある中でこの施設数は明らかにオーバーキャパ。1施設あたりのパイが削り合いになっている。
>>7
市場の二極化が答えだろうね。1回の診療で数万〜数十万を払える富裕層向けの「高度専門病院」と、ワクチンや予防薬の処方のみを行う「低コストクリニック」に分かれる。中途半端な設備を持った中規模の個人病院が一番苦しい。
ペット保険の普及も影響していると思う。保険があるから高度な治療を希望する飼い主が増える。それに応えるために病院側は設備を入れざるを得ない。しかし、保険金の支払い基準が厳格化されれば、病院の収益性は逆に下がる可能性もある。
>>9
ドイツでも動物病院の統廃合は進んでいる。DX化による業務効率化が遅れている小規模な病院から消えていく。日本の場合、紙のカルテを使っているような古い病院はもう生き残れないだろう。
獣医師の給与、最近上がりすぎじゃないか?新卒でもかなりの額を提示しないと集まらないと聞く。これは経営を圧迫して当然。
>>11
それは必要経費。むしろこれまでの獣医師の労働環境が悪すぎた。倒産が増えるのは、不健全な労働環境で維持されていたビジネスモデルが崩壊しただけ。
今後は動物病院のM&Aがもっと活発化するだろうな。倒産する前に大手に看板を売る形。飼い主にとっては、信頼できるブランドの病院が残る方がメリットがあるかもしれない。
>>13
ただ、M&Aが進むと診療費の「価格協定」に近い状態が生まれるリスクがある。自由診療なのをいいことに、資本力のあるところが価格を吊り上げれば、飼い主の負担はさらに増えることになる。
今回のデータで注目すべきは「人手不足倒産」が急増している点。これは単純な資金繰り悪化とは別の問題で、業界全体の魅力や働き方の再構築が必要だというシグナル。
オンライン診療の解禁や、AIによる診断補助などがどこまで浸透するかが鍵になる。医師の負担を減らさない限り、倒産ラッシュは止まらない。
結局、ペットを飼うこと自体が「贅沢」になりつつあるんだな。病院の倒産は、その社会構造の変化を象徴している。
>>17
その通り。病院が高度化すればコストが上がる。コストが上がれば診療費が上がる。診療費が上がれば飼育継続が困難になる。このループの終着点は、ペット飼育層の極端な限定化だ。
2026年以降、この傾向はさらに強まるだろうね。金利上昇局面に入れば、多額の設備投資ローンを抱えた病院から順番に破綻していくことになる。
>>19
変動金利でCT買った病院は震えてるだろうな。経営センスのない獣医師が淘汰されるのは市場原理としては正しいが、地域医療の空白地帯が生まれるのは避けたい。
動物病院の倒産がニュースになること自体、一昔前なら考えられなかった。それだけ市場が「成熟」から「過当競争」へ移ったということ。
ペットは家族、という綺麗事だけでは経営は成り立たない。医療としての質と、ビジネスとしての収益性のバランス。これを最適化できたところだけが、次の10年を生き残る。
でも病院が減れば、残った病院にお客が集中して儲かるんじゃないの?
>>23
そう単純じゃない。客が来ても対応するスタッフがいなければ回転率は上がらない。むしろオーバーワークで既存スタッフが辞めてしまい、崩壊するケースの方が多い。それが今起きている「人手不足関連倒産」の本質。
今後は「予防医療」へのシフトが加速するだろうな。病気になってからの高度医療は金がかかりすぎるから、飼い主側も予防に金をかけるようになる。そこをマネタイズできるかが分かれ道。
>>25
フード販売やトリミングを併設するモデルも多いが、利益率は低い。結局は手術や薬価差益に頼るモデルから脱却できていない病院が多いのが現状。
中国でもペット市場は拡大しているが、病院の淘汰は日本より速い。プラットフォーム化が進んでいて、アプリで予約から決済まで完結しない病院は客が来ない。
>>27
日本はまだFAXでやり取りしてる病院があるからな。そのIT格差も、今後生き残れるかどうかの大きな要因になるだろう。
倒産件数8件という数字、年度末に向けてさらに増える可能性がある。2月、3月は決算期で資金繰りが行き詰まるケースが多いから。
獣医学部の定員は増えているが、彼らが目指すのは大都市の高度医療センター。地方の個人病院に若手が行かない以上、高齢オーナーの引退とともに地域から病院が消えていくのは不可避の流れ。
>>30
「動物病院の空白地帯」問題。人間と同じだな。結局は効率化のために集約していくしかない。
これからペットを飼おうとしている人は、近所の病院が「設備投資を適切に行いつつ、スタッフが定着しているか」をシビアに見た方がいい。倒産してカルテも引き継げないなんて事態は最悪だからな。
>>32
その見極めは難しいが、スタッフの入れ替わりが激しい病院は黄色信号。これはどの業界でも共通。
倒産理由の「投資負担」ってのは、営業利益率が低いままレバレッジをかけすぎた結果。今の低金利時代が終われば、さらに多くの「ゾンビ病院」が表面化する。
大手チェーンによる買収合戦、2026年のメインテーマになりそう。資本を背景にしたブランディングに、個人の情熱だけで勝てる時代は終わった。
動物病院が「コンビニ」から「百貨店」に変わる過程なんだろう。気軽に立ち寄れる場所から、選んで行く場所に。
>>36
非常に鋭い指摘。百貨店が地方から消えて都市部に集約されたように、動物病院も同じ道を辿る。インフラとしての性格が強かった動物病院が、完全にビジネスとしての選別を受けるフェーズに入った。
今の若い獣医師は、自分でリスクを取って開業するより、大手のサラリーマン獣医師として安定した高給を求める傾向にある。これが独立開業型の個人病院を減らす最大の要因。
>>38
経営の多角化、高度化。もはや獣医師免許だけでは不十分で、MBA的な素養がないと生き残れない時代か。
>>40
件数自体は重要じゃない。その背景にある「構造的欠陥」が是正されるプロセスかどうかが重要。今はまだ、痛みを伴う調整局面。
飼い主側も賢くならないといけないな。高度医療が必要な時と、そうでない時の病院の使い分け。
>>42
それには、病院側の「オープンな情報開示」が必要だが、まだまだクローズドな世界だからな、動物医療は。
倒産増加は「ペットバブル」の終焉を告げる号砲。無理な拡張を続けたツケが回ってきている。
>>44
コロナ禍で急増した「新規飼育層」が、一巡してペットの高齢化に直面している。これから医療費負担がピークを迎える中で、病院側がそれに応えられず共倒れになる懸念は大きい。
>>46
名言。潰れてしまっては救える命も救えない。
2026年度は、さらに大規模な再編が起こるだろう。生き残るのは「圧倒的な技術」か「圧倒的な効率」か。
>>48
個人病院は「究極のホスピタリティ」で生き残る道もあるが、それもスタッフの疲弊と背中合わせ。
今回のニュースは、単なる一業界の不況ではなく、日本全体のサービス業が直面する「高付加価値化への投資」と「人件費高騰」の板挟みを象徴している。ペット医療という感情が入りやすい分野だからこそ、この経営的合理性の欠如がより深刻に見える。
>>50
ペットへの愛情だけでは守れない、ビジネスとしての厳しさに直面していると感じている人は多そうだな。
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