ブルームバーグの最新調査で、エコノミストの過半数がラガルド総裁の早期退任を予想。トランプ氏の一律関税導入で欧州経済が壊滅的な打撃を受ける中、政策運営の限界が意識されている模様。為替は1.18ドル台まで売り込まれてるな。
>>1
単なる健康問題や能力不足じゃない。最大の要因は2027年4月のフランス大統領選だろう。極右ルペン政権が誕生する前に、マクロンが確実に「身内」の後任を送り込めるよう、今のうちにラガルドを引かせるという政治的スキームだ。中央銀行の独立性が政治に弄ばれている。
>>2
ドイツ側からすれば、ラガルドのハト派的な運営には限界が来ていた。だが、後任候補筆頭のクラス・クノット(オランダ中銀前総裁)ならタカ派シフトは必至。これがユーロのサポートになるかと思いきや、関税ショックによる景気後退懸念が強すぎて、今は不透明感の方が勝っている。
>>3
トランプが15%の関税を盾に揺さぶりをかけている今、欧州は輸出産業が死に体。ECBは景気支えのために利下げしたいが、関税による輸入インフレも無視できない。このジレンマでラガルドが舵取りを放棄したいと考えるのは、ある意味合理的だ。
>>4
1.18ドルをあっさり割るようなら、パリティ(1.00ドル)再突入のシナリオも現実味を帯びてくる。トランプ2期目の貿易戦争は、前回の比じゃない。欧州は一致団結して対抗できるリーダー不在の状態だな。
>>2
マクロン大統領としては、自分がレームダック化する前にECBのポストを確定させたい。パブロ・エルナンデス・デコス氏なら市場の信頼も厚いが、早期退任ならクノット氏の方が支持されているのは、市場がより明確なタカ派を求めている証拠か。
>>6
しかし、エコノミストの52%が「早期退任はECBの信頼性を損なう」と回答している点は重要。任期途中の交代は、市場に「混乱」というメッセージを送る。特に米連邦最高裁が関税無効化の判断を下した直後にトランプがさらなる強硬策を検討しているこのタイミングでは、最悪の空位期間を生むリスクがある。
>>7
今日の欧州議会での金融対話が見ものだ。ラガルドはWSJで「続投がメインシナリオ」と言いながら、早期退職の噂を真っ向から否定しきれていない。言葉の端々に辞意が滲み出れば、さらなるユーロ売りは避けられないだろう。
>>1
まあ、ラガルドがいなくなれば自動的にユーロは上がるだろ。彼女は政治家であって経済学者じゃない。デコス氏のような実力派が就けば、ドルに対しても強気に出られるはずだ。
>>9
それは楽観的すぎる。誰が総裁になっても、アメリカの10-15%関税によるコストプッシュ型インフレと、欧州の製造業衰退によるデフレ圧力の板挟みは変わらない。総裁交代は、その「解決不能な問題」からラガルドが逃げ出すサインと見なされる。
>>10
ユーロドルの1.1802という水準は、ここ数年のレンジの下限に近い。ここをブレイクすれば、次は1.15ドルを目指す展開。投機筋は既にショートを積み増しているが、ラガルドの発言次第でショートカバーが入るか、あるいは雪崩を打つかの瀬戸際だ。
>>11
日本市場にとっても他人事じゃない。ユーロ安ドル高は、相対的に円安ドル高を加速させる要因にもなる。トランプの緊急権限による関税が一部無効化されたとはいえ、代替案がすぐに出てくるあたり、ドル一強の構図は崩れそうにない。
>>6
フランス国内の政治的分断がこれほどECBに影を落とすとはな。ラガルドはIMF時代から政治的バランスを取るのが仕事だったが、今の欧州にはバランスではなく、明確な経済的回答が必要だ。彼女にはそれができないと判断されたということ。
>>13
今のECB内部のタカ派とハト派の対立は、ドラギ時代よりも深刻。ラガルドという接着剤が剥がれれば、ECBは機能不全に陥る可能性すらある。これが今のユーロ売りを正当化している最大の恐怖心だ。
>>14
1.18ドル近辺での揉み合いが続いているが、この膠着状態が崩れた時が本番だな。ラガルドが「任務に集中している」と繰り返せば繰り返すほど、市場は「出口戦略」を確信するという皮肉。
>>15
本日の欧州議会での答弁、特に「任期に関する追加の質問」への対応に注目だ。もし「いかなる決定もしていない」という定型句から一歩でも踏み込んだ表現が出れば、アルゴリズムが一気にユーロを売り叩く。
>>1
トランプ関税、フランス政局、ECBの内紛。これら全てがユーロ安の材料として完璧に揃っている。ラガルド総裁の早期退任説は、そのパズルを完成させる最後のピースになりそうだ。
>>17
「ラガルドは沈む船から最初に逃げ出すネズミになるつもりか」という厳しい見方をしている投資家は意外と多そうだな。