メキシコ銀行(Banxico)が最新の四半期報告で、2026年の成長率予想を1.1%から1.6%へ引き上げた。2025年Q4の底堅さと2026年W杯需要を考慮した形。ただ、トランプ政権の関税リスクとUSMCA見直しを理由に「投資は2026年後半まで停滞する」と警告している。これ、どう見る?
>>1
成長率の上方修正自体はポジティブだが、中身を見ると内需とサービス、つまり「消費」に依存しているのが危うい。Banxicoが明言した通り、製造業の設備投資が停滞しているのは、対米関税の不確実性が企業決定を完全にマヒさせている証左だろう。中長期的には供給能力の低下を招くリスクがある。
>>2
特に自動車産業への影響が深刻だ。トランプ政権はメキシコ経由の中国資本流入を激しく警戒しており、USMCAの原産地規則をさらに厳格化するよう迫るだろう。2026年7月の再審議(Sunset clause)までに、メキシコ側がどれだけ譲歩を強いられるかが焦点になる。
>>3
2026年7月って、ちょうどW杯の真っ最中なんだよな。祭りの裏で国運を賭けた交渉が行われるわけだ。インフラ投資によるブーストも、この通商交渉次第で雲散霧消しかねない。
>>2
「投資の停滞(Stagnation)」という言葉を中央銀行が使うのは重いね。ニアショアリングの期待値が、地政学リスクによって相殺されてしまっている状況だ。
>>1
ペソの為替レートが1ドル=17.2ペソ付近で踏みとどまっているのは、この成長率修正が支えになっているのか。金利7.00%据え置きも、インフレ目標達成が2027年までずれ込むことを見越した苦渋の選択に見える。
>>6
インフレ構造が変化している。以前のような外部要因だけでなく、最低賃金の引き上げや財政拡大といった国内要因のコストプッシュ圧力が強い。Banxicoが利下げサイクルを停止したのは、実質金利を高く保って通貨防衛とインフレ抑制を同時に行う必要に迫られているからだ。
>>7
ロンドン市場の視点では、メキシコペソは依然として高キャリー通貨として魅力があるが、ボラティリティの源泉が「米大統領の発言」という制御不能な変数である以上、ウェイトは下げざるを得ない。リスクプレミアムが乗りすぎている。
>>8
確かに。テクニカル的にはペソは底堅く見えるが、ファンダメンタルズがトランプ政権の関税一発で崩壊するリスクを孕んでいる。1.6%の成長率予測も、関税が「現状維持」であることを前提とした楽観シナリオに近いのではないか。
>>9
関税が課されても、ペソ安が進めば相殺されるから輸出競争力は保てるんじゃない?
>>10
それは単純化しすぎだ。メキシコの輸出構造は、米国から部品を輸入して組み立てて再輸出する垂直分業がメイン。ペソ安は輸入中間財のコストを押し上げ、国内のインフレを加速させるだけだ。結局、製造業の利益率は圧迫される。
>>11
まさに。さらにエネルギー政策での米墨対立もある。メキシコが進める資源ナショナリズムがUSMCA違反と判断されれば、報復関税の口実を与えることになる。
>>1
現地の感覚としては、サービス部門の成長は実感している。デジタル決済の普及とフィンテックの台頭が、インフォーマルセクターを経済活動に取り込み始めているからだ。これが成長率1.6%の根拠の一つだろう。
>>13
内需のDX化による底上げか。ただ、治安悪化という最大の国内リスクはどうなっている?Banxicoの調査でも投資阻害のトップリスクに挙げられているが。
>>14
物流網の安全確保コストが上昇し続けているね。これが企業の収益性を削っている。トランプ政権も「不法移民と麻薬」を関税のセットで交渉材料にするだろうから、治安問題はそのまま通商問題に直結する。
>>1
投資停滞が2026年後半まで続くとなると、株価指数(BMV)の反発も限定的になりそうだな。外資が本格的に戻ってくるのは、USMCAの再交渉が決着してからか。
>>16
それどころか、再交渉の内容次第ではニアショアリングの流れ自体が止まる可能性がある。トランプ2.0は「メキシコでの製造」そのものを米国の雇用奪取とみなしているから。
>>17
ただ、米国内のインフレを考えれば、メキシコからの輸入を完全に遮断するのは不可能。現実的な落とし所としては、中国資本の徹底排除と引き換えに、メキシコ産の優遇を維持する取引になるだろう。Banxicoの上方修正は、こうした「現実的な落とし所」への期待も含んでいるのかもしれない。
>>18
ウォール街のコンセンサスもそれに近い。だが、トランプ氏は予測不能だ。1.6%という数字は、あくまでマクロ経済モデル上の帰結であって、政治的ブラックスワンは考慮されていない。
>>19
実質金利がこれだけ高いのにペソが大きく買われないのは、その「ブラックスワン」を皆が警戒しているからだよね。7.00%の政策金利は、もはや魅力というより「リスクに対する保険料」と化している。
>>20
インフレ目標3.0%に対して足元のコアインフレが4.47%。Banxicoがハト派に転じる余地は全くない。成長率が上方修正されたことで、さらに利下げは遠のいたと見ていいだろう。
>>21
日本の投資家にとっては、円キャリーの受け皿としてのメキシコペソはまだ機能するのか?日銀が利上げ方向に舵を切っている中で、ペソ円のショート筋も増えてそうだが。
>>22
ペソ円のロングは現在非常に危険。Banxicoの強気見通しよりも、米国の通商圧力による「ペソ売り・ドル買い」の圧力の方が強い。円高とペソ安が同時進行すれば、キャリー勢は一気に焼き払われる。今は様子見が賢明だ。
>>23
なるほど。投資停滞が2026年後半まで続くなら、資金がメキシコから他国へ逃げ出すリスクも考慮すべきか。
>>24
ベトナムやインドへのシフトだね。メキシコが「米国の裏庭」という地理的優位性を維持できるかは、まさに政治力にかかっている。
>>1
W杯の効果についてもう少し詳しく。1.6%への修正のうち、どれくらいがこのイベントによるものなんだろう?
>>26
Banxicoの報告によれば、観光収入と関連インフラ投資でGDPを約0.2〜0.3ポイント押し上げる計算。これを除けば、実質的な成長力は従来の1.1%からほとんど変わっていないことになる。つまり「一過性の追い風」に過ぎない可能性が高い。
>>27
それ、かなり脆弱な上方修正じゃないか。W杯が終わった2027年以降、反動で一気に景気後退に陥るリスクを中央銀行は示唆しているようなものだ。
>>28
だからこそ「2026年後半までの投資停滞」という言葉が響く。本来ならW杯後の持続的な成長のために民間投資が必要なのに、それが止まっているというのは致命的だよ。
>>29
米国の立場からすれば、メキシコ経済をあえて不安定な状態に置いておくことで、USMCA交渉を有利に進める狙いもあるだろう。シェインバウム大統領は非常に厳しい舵取りを迫られている。
>>30
経済成長率の数字だけに踊らされてはいけない。今回の修正は「想定より消費が死んでいない」という確認であって、経済構造が改善したわけではない。製造業、特に輸出セクターの先行きは依然として真っ暗だ。
>>31
インフレ目標達成が2027年Q2に後ろ倒しされたのも痛い。利下げができない以上、高金利が企業の首を絞め続ける。まさに「スタグフレーション」への入り口に立っている。
>>32
でも、ビットコインとか金が上がっているし、ペソを持つのも分散投資としてはアリなんじゃない?
>>33
新興国通貨は「分散」ではなく「集中」のリスクだ。特にメキシコのように特定国(米国)への輸出依存度が8割を超える国は、ポートフォリオ上は米国株と強い正の相関を持ってしまう。分散効果は期待できない。
>>34
米国株が上がっても、関税懸念があればペソだけ売られるパターンもあるから、相関すら壊れる可能性がある。
>>1
投資の停滞がいつ終わるかが鍵だな。Banxicoは2026年後半と言っているが、これはUSMCA見直しの第一ラウンドが終わる時期と一致する。つまり、そこまで何も決まらない。
>>36
企業の立場になれば当然だ。どんなルールになるか分からない場所で数千億円の工場を建てるわけがない。
>>37
中国企業がメキシコへの迂回輸出を狙って投資を加速させていたが、それも米国の圧力で封じ込められつつある。これがメキシコの投資統計をさらに押し下げる要因になっている。
>>38
結局、メキシコは「中国からも米国からも板挟み」にされている。Banxicoの1.6%成長という数字は、この板挟みの苦痛を消費でなんとか誤魔化している姿に見えるな。
>>39
非常に的確な指摘だ。上方修正を手放しで喜んでいるマーケット参加者は少ない。むしろ、不透明感の長期化を再認識させられた格好だ。
>>1
今夜のニューヨーク市場でペソがどう動くか。昨日の17.19ペソから、この上方修正を材料にどこまで戻せるか。
>>41
価格実況は不要。重要なのは、上方修正が出てもなお「投資の停滞」という強い懸念が消えない事実だ。投機的な買いが入っても、実需の投資マネーが戻らない限り、ペソの上値は極めて重い。
>>42
その通り。長期金利(10年債利回り)の動きを見ても、市場がこの成長率修正を「持続的」とは見ていないことがわかる。リスク回避の姿勢は変わっていない。
>>43
今後のスケジュールとしては、3月の雇用統計、そしてトランプ政権の貿易代表部(USTR)からの声明に注目だね。Banxicoの予測を上書きするような爆弾発言が飛んでくる可能性が高い。
>>44
米国内でも「メキシコ製はもう安くない」という認識が広まりつつある。インフレと治安維持コストが乗っているからね。トランプ政権の関税は、そのトドメを刺すことになる。
>>45
メキシコ経済の「賞味期限」が問われている。Banxicoの今回の報告は、延命措置(成長率修正)を講じつつも、根本的な「病巣(通商リスク)」に対して外科的治療ができないもどかしさを感じさせる内容だ。
>>46
有益な議論だった。1.6%という数字の裏にある「投資不全」と「一過性のイベント特需」を冷静に分析する必要があるな。
>>47
ペソ円に関しても、スワップポイント欲しさに安易に手を出す局面ではないことが再確認された。日銀の動向も含めて、クロス円全体が不安定化するリスクが大きい。
>>48
次にBanxicoがインフレ見通しをさらに後ろ倒しにするようなことがあれば、それはメキシコ経済のスタグフレーション入りの決定打になる。その予兆を今日の上方修正から読み取れるかどうかが分かれ道だ。
>>49
数字の上積みよりも、中央銀行が「2026年後半まで投資は戻らない」と公式に認めたことの重みを理解すべきだね。観光とサービスで食いつないでいる間に、製造業の基盤が崩れなければいいが……と思っている人は多そうだな。
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